動物との別れ

「昔、犬を飼ってたんだけど。
旅立った時の別れが辛いから、もう飼えないなぁ。」

って、時々聞くんですが。
それって、なんだか、寂しいなぁって思うんです。
パートナー(動物)と過ごしたかけがえのない時間を否定してしまうような・・・。

もちろん。
動物との別れは何度経験しても、寂しくて、悲しくて、
心にポッカリと穴があいたような気持ちになったり・・・。
どうしようもなく辛いんですけどね。


先日、とあるセミナーで山崎恵子先生がこんな話をしてました。


『動物との別れは、悲しくて、辛くて、心が苦しくて痛いもの。

心にトゲが刺さるんだ。

その痛みは、ずっと消えない。

そのトゲも、ずぅ~っと消えない。

けど。

そのトゲは、ゆっくりと形を変えて残っていく。

やさしさとなって心に融合し、心を豊かにしていく。』


この言葉が、心にジ~~~ンと響きました。
動物は旅立つと、優しさとなって心の一部になるんですね。
別れを「悲しいもの」だけではなく、ポジティブに受け止める。
きっと、その方が一緒に暮らした動物も嬉しいですよね。